田舎の鍛冶屋さん
2009年03月13日

タケノコ掘りに使う鍬は、柄も鍬の部分も長さが80cmほどで、鍬の部分は3cmくらいの幅でその先が薄くなり刃が付いています。まず鍬でタケノコの周囲の土を掘り、鍬をタケノコの根の部分に入れて根を切って、後はテコの原理で堀り上げます。
この鍬を扱うにはちょっとしたコツがあるので、最初は何本か失敗して途中でタケノコを切ったりします。それでも少しコツを教えてあげると、そのうち皆さん何とか掘れるようになります。ただ1本1本土の中の根の部分の長さが違いますので、この辺りは経験と言うことになります。
昨日近所のMさんから、鍬を修理する鍛冶屋の場所を聞いていたので、すぐ分かりました。昔は同じ村に鍬を修理する鍛冶屋が何軒か有り、学校帰りに面白いもので立ち寄ったりしたものです。60歳くらいの少し無愛想な田舎のおっちゃんが、ごちゃっとした作業場のフイゴの前で作業中でした。
3~4日で修理できるとのことで、その間にタケノコを掘ることもあるので1本だけ残し、2本を修理に出しました。修理代は1本3000円とのことです。エンドウ豆の下の草を抜いているところで雨になったので、今日の作業は中止にして帰ってきました。
Posted by 香川の自遊人 at
14:56
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